*室内に水が侵入する
基本的に、室内に水が浸入することはほとんどありませんが、起こる原因として考えられることが2つあります。
1つ目は、室内につながっている箇所の閉め忘れです。
高圧洗浄は、強い水圧で外壁の洗浄を行います。
少しでも隙間が空いていると、水が大量に入り込み、水浸しになってしまいます。
2つ目は、コーキング材の劣化です。
外壁材の隙間を埋めるコーキング材が劣化してしまうと、室内に水が浸入する隙間が生まれます。
また、外壁のひび割れによっても、水が浸入してしまいます。
*水圧調整ミスによる破損
高圧洗浄機は、高い水圧で汚れを落とす機械なので、あまりに高い圧力で洗浄すると、サイディングの接手や外壁にダメージを与えてしまう可能性があります。
外壁の劣化状態や場所に応じて、適切に水圧を調整しなければなりません。
サッシ周りやひび割れがある部分を洗浄する際に、場所を気にかけず作業を行うと、室内に水が浸入する原因になってしまいます。
ご自身で行う際は、強弱の調整で圧をなるべく低くして使用するようにしましょう。
*近隣トラブル
高圧洗浄では専用の機械を使用するため、大きな音が出ることも珍しくありません。
水が噴き出す音や壁に当たる洗浄音も起こります。
高圧洗浄機を使用する時は、お隣さんやご近所に、洗浄水の飛散と騒音に関して一声かけるようにしましょう。