外壁にはさまざまな種類がありますが、結論から申し上げますと、以下の4つの外壁が日本で多く使われます。
1つ目は、窯業系サイディングです。
窯業系サイディングとは、内容成分の80パーセントがセメント、残りの20パーセントが繊維質や増量剤で構成される板状の外壁材のことです。
窯業系サイディングはバリエーションが豊富で、コストパフォーマンスが高いというメリットがあります。
そのため、外観で理想の住宅を実現したい方にとってとてもおすすめです。
2つ目は、モルタル外壁です。
モルタル外壁は水や細骨材、セメントを調合したものを塗る塗装方法の外壁で、サイディングが普及するまでの一般的な外壁でした。
デザイン性に優れ、耐久性も高いという特徴があります。
ただし、職人の技術によってクオリティが変わってしまうので注意が必要です。
3つ目は、金属サイディングです。
金属製なので、断熱性や耐震性に優れており、それでいてコストパフォーマンスが良いというメリットがあります。
金属なので、傷がつきやすかったり、サビが発生しやすかったりするというデメリットもあります。
4つ目は、ALC外壁です。
ALC外壁が優れているのはなんといっても耐火性・耐熱性です。
地震や揺れにも強いことから、高層ビルや新幹線に使われ、一般的な住宅にはあまり使われません。
また、防水機能がないので、塗装による防水が必要です。