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外壁塗装と屋根塗装は同時にすべき?そのメリットとは?

外壁塗装と屋根塗装は同時にすべき?そのメリットとは?

住宅の塗装は非常にデザイン面、機能面の両方で非常に大切ですが、できればこれらの施工にかかるお金は節約したいですよね。
コストを抑えるために知っておいて欲しいのが、外壁と屋根の塗装は同時にすると良いということです。
これにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
今回は、外壁塗装と屋根塗装を同時にするメリットについて紹介します。

□外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリットとは

1つ目は、塗装にかかる手間をカットできる点です。
2つの施工を同時に行うことで、依頼から塗装完了に至るまでの数々のプロセスを一元化させられます。
塗装を依頼する場合、「塗装会社に連絡」「屋根・外壁の検診」「見積書の提示・検討」「塗料の選定」「施工スケジュール調整」「施工を見守る」「仕上がりの確認」という数多くのステップがあります。
これを外壁と屋根で別々に分けて行うとなると、かなりの労力が伴います。
一方で、同時塗装であればこれらのステップを1度で済ませられるのです。

2つ目は、コストを抑えられる点です。
同時塗装により、それぞれにかかるはずだったコストも1回分にまとめられます。
最も大きな費用としては足場代がありますが、この費用の相場は塗装工事費用の約2割を占めているのでかなり大きな額となります。
この足場代が1回分しかかからないのは大きなメリットと言えるでしょう。

3つ目は、デザインの自由度が高まる点です。
屋根塗装のみを行う場合、外壁の色に合わせて色を選ぶことになります。
反対に、外壁塗装を行う場合は、屋根の色に合わせて色選びをすることになります。
一方で、同時塗装の場合は屋根と外壁の色を同じタイミングで決められるため、どちらか一方に縛られることなく色選びができるのです。

□注意点について

ここまでは、同時塗装のメリットを紹介してきました。
3つのメリットを見ると同時にやるのがベストであると感じる人も多いのではないでしょうか。

しかし、同時塗装には注意しておくべき点があります。
それは、一度にまとまった費用が必要であることです。
当然2回分の施工を同じタイミングで行うため、それぞれ別々にやるよりも施工時に必要な金額は高くなります。
ただし、前述の通り、足場代が1回分しか必要ないため、トータルのコストは同時塗装の方がお得になることも知っておきましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリットと注意点を紹介しました。
同時塗装は手間を削減でき、コストを抑えられ、自由にデザインできるというメリットがあります。
一方で、1回の施工にまとめるため単発の出費は別々にやるよりも高くなることは覚えておきましょう。