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外壁の色にグレーや黒を選ぶメリットとは?

外壁の色にグレーや黒を選ぶメリットとは?

住宅の外壁の色には様々な候補がありますが、中でもグレーや黒はかなり人気が高い色と言えます。
この2つの色にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
また、これらの色を塗装する場合には、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
今回は、外壁の色にグレーや黒を選ぶメリットを紹介します。

□外壁にグレーや黒を選ぶメリットとは

1つ目は、デザイン性が高いことです。
グレーや黒はファッションアイテムとしても頻繁に選ばれる人気のある色です。
全体を引き締める効果があるため、外壁に採用することでスタイリッシュな外観の家にできます。
また、光沢をプラスすることでさらに重厚感も演出できます。

2つ目は、汚れが目立ちにくいことです。
深く、濃い色合いである黒やグレーといった色には汚れが目立ちにくいという魅力もあります。
特に、黒系の汚れである排気ガスについては付いてもほとんど目視不可能です。
また、真っ黒な外壁であれば白系の汚れが目立ってしまいますが、グレーは白と黒の中間なので白黒どちらの汚れも目立ちません。

3つ目は、劣化が目立ちにくいことです。
基本的に、建物は経年により劣化していきます。
この劣化具合は色によって見え方が変わりますが、グレーは劣化が目立ちにくいです。

4つ目は、個性を出せることです。
外壁の色としてのグレーや黒は、日本においてはそれほど多くないため、比較的目立ち、個性を発揮できます。
グレーに関しては、浅い色にすることで周囲との馴染みやすくもできます。

□濃い色を選ぶ場合の注意点について

グレーや黒などの濃い色の外壁にする場合は、夏場の暑さ対策に注力する必要があります。
黒い外壁は熱を帯びやすく、室温の上昇に繋がるので、断熱材や壁面の構造にこだわって断熱性を向上させると良いでしょう。

また、黒にする場合は極力真っ黒は避けるべきです。
真っ黒の外壁は、紫外線による色褪せが目立ちやすくなってしまいます。
また、真っ黒は屋根やサッシ、ドアなど他の部分の色との相性を合わせにくくなります。

他にも、住む地域の事情を考慮することも大切です。
地域によっては黒い家が全くないところもあります。
そのような地域では濃い色が悪目立ちする可能性もあるので、外壁の色については慎重に検討するようにしましょう。

□まとめ

今回は、外壁の色にグレーや黒を選ぶメリットと注意点を紹介しました。
グレーや黒は外壁に採用することでスタイリッシュな雰囲気を演出できるおしゃれな色です。
ただし、断熱性を上げる必要があることや周囲との相性が合いにくいというデメリットがあることは忘れないようにしましょう。